地域保健部では令和3年度静岡県集団健康教育試行事業として令和2年度に作成した媒体の改良版を完成させました。
テーマは「上手に使おう唾液力」です。生活リズムに触れながら唾液の働き、『脱灰・再石灰化』について説明しています。また、近年多く見られる酸蝕症についてもお話に盛り込み、私たちのまわりによくある飲み物も温かみのあるフエルトを使いpHの説明として使いました。作成した媒体は浜松市南区の子育て支援ひろばでお披露目を行いました。コロナ禍のため参加人数を減らしてのお披露目となりましたが参加してくださった保護者からは「手作り教材で楽しく分かりやすく聞けました。どのようにむし歯予防をしていけばいいか不安だったが話を聞けて良かった」など、とても好評な感想を頂きました。（令和3年2月5日開催 親子4組参加）
お話は専門的な内容も含めていますがとても分かりやすく説明できる媒体が完成しました。健康教育でお口の中のメカニズムについての理解を深めていく良い媒体だと思いますので、東・中・西部支部で同じ媒体を作成し対象者に応じて使えるようにする事を今後の目標にしています。
